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2025年02月18日

色の足し算引き算 帯〆編


着物を仕立てたとき真先に帯を合わせ
帯揚げ帯締めのコーディネートを考えるのが
楽しい時間です!

帯締めをアクセントにするか
それとも帯揚げに色を差したら
帯締めの色は引く。などなど
無限にコーディネートの数があります。

帯揚げ帯〆を共色にするのもいいけど
同系色で合わせると調和が生まれ
補色にするとインパクトを与えます。
どちらかにポイントを置くなど
着姿を想像しながら、
とっかえひっかえ~!

コーディネートが難しいなっと思ったら
着物や帯に入っている色を使ってみて。
小物はお手頃なので沢山もっておくと
色の世界が広がりますよ。

色の足し算引き算は
コーディネートの醍醐味。
配色で個性が出るし自由に遊べます!

私の帯〆、はじめて数えてみたら
夏用も交じってますが50本程ありました。

「柾木良子の京都で着物らいふ」より
2025年02月08日

KYOTOZINE(キョウトジン)推薦

「KYOTOZINE(キョウトジン) 第2号」
大垣書店出版

特集「教えて! My だし巻き」ページで

蕎麦 北山権兵衛さんのだし巻き玉子焼きを
ご紹介いたしました。


2025年02月08日

着物の未来を考える 講演

「着物の未来を考える~継承と変化」と題して
京友禅協同組合連合会の研修会で
約40名様にお話させて致しました。
(京友禅協同組合連合会(京友禅に関わる9の協同組合で構成)

時代と共にファッションは流行が変わり、
近年は多様な装いを
自由に選び着ることができる世の中です。

その中でも着物は
伝統を大切にする心や装い方が魅力であり、
永らくそのスタイルが受け継がれています。

着物に憧れを持つ人は若い世代から社会人まで多いなか、
「憧れ」から「着る物」に
繋がっていないのが現状ではないでしょうか。

その理由は様々な要因があるものの、
今の時代に求められる「着物」とは。
伝え残していくものと、
ニーズに合ったファッションとしての
着物のスタイルについてお話致しました。

また先日、京染会の新年会が萬亀楼さんで開催。


2025年01月29日

京都と着物 について


京都と着物。という演題で
ある団体の皆様にお話致しました。

古来より京都には
伝統行事や祭、風習があり
和装とは切っても切れない
関係があります。

現代においてもを
伝統を支え携わる方々が
沢山おられます。

染と織の技術。着る人たち。

そんなお話を致しました。


2025年01月26日

夏に備えて薄物を


夏物が仕立て上がりました。
今年の夏に備えて秋に準備しておきました。
最近は夏が“長く暑く”なってきたので
薄物を着る期間が長くなってきましたね。

四季があるから日本らしい文化がありますが
変わってしまいそうな気候変動です。

私の夏物といえば白、紺、淡い色が多かったので
夏の日差しに負けないくらい
鮮やかな色がやっと見つかり
GW頃から9月頃まで着られるものをつくりました。

昔とは気候も変化しています。
5月~9月には薄物、冬でも単衣でいいくらい。
気温と体調に合わせて着ましょうね。

着物はファッションなので、
“暑苦しい寒々しい”ほうが
お洒落じゃないし自分もしんどい。
「この季節に、この装いが素敵!」と思うことが大事で
それが着物の醍醐味だと思います。

「柾木良子の京都で着物らいふ」より
2025年01月22日

大学で着物クイズ大会

「絹糸は何から出来ている!?」
はい!はい!はい!
「お蚕さん!」

毎学期の最終日は恒例の
”チーム対抗きものクイズ大会”で
大いに盛り上がって終わります。
いつも静かな学生も元気よく答える時は
私もちょっとビックリする事も。

問題は授業の内容ばかり。
湯帷子、小袖、襲色目、文庫結びに貝の口結び、
糸目糊、家紋、身八ツ口、吉祥文様、こはぜ、、、等々

こんな専門用語を瞬時に答えられるほど
着物のことを全く知らなかった学生が
一学期で成長していることを実感します。

1回生から4回生の日本学部生と
国も文化も言葉も異なる留学生も
着物について一緒に考え
意見できるようになるのです。頼もしいですね。

もっと着物が好きになった
職人さんの技術、日本の伝統は素晴らしい。
そんな感想を持ってくれるだけで
じゅうぶん嬉しい!

優勝したチームには、
「ほんまの着物はあげられへんからね~」と
着物型ちりめんのシールを贈呈。

今出川と京田辺の学生たち
よく学んでくれました。ありがとう!

同志社大学
日本の伝統と文化―着物
柾木良子
2025年01月05日

お正月は晴着で


あけましておめでとうございます。
健やかな一年になりますよう
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2025年

*写真は小学1年生くらいかな。祖父母宅にて。
子供の頃からお正月など着物を着るのが嬉しかった。

さて私は今年、
新たなステージが始まる予感⁉
童心に戻って天真爛漫で情熱的に
私らしく過ごしたいな~と思ってます!

昨年は集大成の年で
女優・モデル時代から大学教師としての
経験を1冊の本にまとめることができ、
高校授業も20年の節目になりました。

お世話になった皆様、ありがとうございました。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
2025年01月02日

ゆく年くる年(柾木良子編)

2024年 大晦日 

今年ご縁をいただきました皆様
ありがとうございました。

一年間の無病息災を祈願する神事
「をけら詣り」八阪神社にて。

平和の願いを込めて。


元旦は上賀茂神社へ初詣。

本年もよろしくお願い申し上げます。
2024年12月30日

草履の履き方と色選び


今年よく履いた草履のお手入れをしていたら
あら大変!かかとのゴムが減ってる!

草履が痛いとか歩きにくいと感じたことがないのは
自分の足に合わせて鼻緒をすげて貰うから
ほんと~によく歩きます。

草履の綺麗な履き方は
かかとが草履より1センチほど出て
鼻緒から指がニョキっと出ないように、
親指と人差し指の股部分をツボから少し離す。

また草履の色選びは好みにもよりますが
まず淡い色ならどんな着物にもなじみ易く
着慣れてきたら濃い色を持つといいと思います。
洋服でも靴やサンダルを選ぶように
着物に合わせて草履をコーディネート。

私の健脚に付き合ってよく歩いてくれる
草履のかかとのゴムをまとめてお直ししました。

着物と同様に大切に扱えば一生ものです。

「柾木良子の京都で着物らいふ」より
2024年12月25日

プライベートレッスン受付


新年は着物で!

・着方
・美しい立ち居振る舞い
・コーディネート 等

・日時とレッスン内容は要相談
・2時間:¥30,000