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2025年08月23日

ファッションの力

京都の河原町にある
BALが創業55周年 
リニューアル10周年イベントへ。


BALといえば京都のファッションの発信地。

幼い頃は母に連れられ、
高校時代は学校の帰りに寄ってから帰る。
まるで部活のように。
お洒落をすること、センスを磨くこと、
トレンドを意識すること。

それが当時BALにあった。

DCブランド(デザイナーズブランド)が全盛期の頃、
お洒落でカッコよくて活気があって
ファッションが溢れていた。

時代を経て洋服の買い方も変わってきたから
最近はお店が少なくなって寂しい。
でも先日、大阪に行ったら
お店には人が溢れ活気があった。
品揃えも京都とはちがう感じがした。


お洒落は気持ちを上げ個性が表現できる。
再びあの頃のような
ファッションの活力が戻ってほしい!

2025年08月20日

京都市社会教育委員 副議長に就任



京都市社会教育委員会
社会教育委員も9年めとなり
副議長に就任いたしました。

身の引き締まる思いですが
京都に貢献できるよう努めて参ります。


2025年08月09日

テスト撮影



撮影の打ち合わせ
本番は着物で。

フォトグラファー
三野伸吾氏
2025年08月01日

振り返りのブレイクタイム


酷暑の7月でしたが前期の授業も終了。
いつも大学から帰宅したらまず珈琲ブレイク。
(日本茶やお紅茶のときもあるけど)
喫茶店よりいちばん心地よいです。

そして忘れないうちに授業の
改善点や学生の様子などを振り返り。

私は着物を創作したり、販売をしたりして
着物に関わっているのではなくて
”着物文化を伝えること” が仕事なので
1コマのなかでどれだけ着物について
理解を深め、愛着を持って貰えるか。
もっと分かりやすく楽しくするには。と
試行錯誤のくりかえしですね。

学生から
「着物についてこんなに考えたことがなかった、
期待以上の学びを得て有意義な授業だった」
「京都らしさ全開のクラスだった。普通に生きてたら
関わらない分野の勉強ができてとても良かった」
「毎回の授業で得る知識が新鮮で面白く
教養が深まっていくのを実感できた」

「留学中この授業がいちばん気に入りました。
来年留学する友達にもお勧めします」
「日本人でありながら着物について知らなかったから
誰かに教えてあげたい」
「先生に人柄も合わせて4年間で
1番受講してよかったと思える授業でした」

こんな感想をくれると教師冥利に尽きますね。

また”現場を見る、声を聞く”ように促すので
学生は積極的に取材に行きました。

快く協力してくださった着物業界の皆様
本当にありがとうございました!
お陰で深い学びとよい発表ができました。

まだまだ暑い日が続きますが
ご自愛のほどお過ごしください。

「柾木良子の京都で着物らいふ」より
2025年07月28日

お能と狂言を鑑賞

お能の会へ

先日、私の授業でゆかた実習の
お手伝いに来てくれた
片山峻佑くん(同志社大学3回生)の舞台を観てきました。

↑右端

生まれた時から知っているので
子供から少年、そして青年になった姿を見るとまるで
“親戚のおばちゃん”のような気持ちで
「大きくなったな。凛々しくなったな〜」としみじみ。

こうして芸も受け継がれていくのですね。
これからが楽しみです✨

茂山千五郎さんと茂山逸平さんの
狂言も面白くて声に出して笑ってました!

私は地下鉄「東山駅」から川沿いを
歩いて観世会館まで行きますが
昔からこの川と橋は好きな場所です。





2025年07月13日

夏の必需品お扇子


夏の外出で必須アイテムは
日傘、ハンカチ、お扇子です。

あおぐ姿を想像して
絵柄や親骨の色もコーディネートして
どのお扇子にするか選びます。

帯にさすこともありますが
紙の部分が痛まないように
お扇子袋に入れて使うときだけ
袋から出してあおいでいます。
お扇子袋も可愛いですからね。

朱色のお扇子は二十歳のとき
母に買ってもらったのを今も愛用してます。
着物モデルの時はカメラマンさんに
美しい持ち方を教えて貰ったり、
また日本舞踊を習っていたときは
舞扇であおいで先生に叱られた記憶があります。

最近は小さな扇風機
”ハンディファン”を顔に当てながら
歩く姿もよく見ますが
私はまだまだお扇子派です。

「柾木良子の京都で着物らいふ」より
2025年07月10日

夏の着物は涼し気に

暑ーーーッ!
体温を超える猛烈な暑さ。
この先が思いやられます。

気合を入れて着物に着替えて、いざ大学へ。
コピーを取りに控室に行くと
「わぁ、涼しそうなお着物」
「いつもお着物姿、見てます~」っと
知らない先生方に声をかけていただき
コピーしながら会話が弾みます。

涼しく感じて頂けたり着物に興味を持って貰えて
私もちょっとはお役に立ててるのかな~
なんて。

こんなに暑いときは
できるだけ涼しい工夫をして。

補正などせず直に麻のお襦袢を着て
普段は伊達締めの所を腰ひもや
メッシュの帯板にしたり。
籠バックや日傘とお扇子は必需品。
お化粧も薄めに涼し気に。

この絹芭蕉の着物と信州紬の帯は
もう20年ほど着ていて
あと30年は着られそうかな。

「柾木良子の京都で着物らいふ」より





2025年06月28日

同志社大学ゆかた実習


同志社大学 今出川校と京田辺校でゆかた実習

貝の口結びやおはしょりが難しい、、
と言いながらもクラスメートと助け合って
一人で着ることが出来ると
「楽しい~!」っと笑顔になります^^v

京田辺の男子たち映画「国宝」を観て来たばかり。
この授業を受講して伝統文化に興味を持ったらしく
歌舞伎の話題でもちきり!
「先生、写真撮ろう」ってことで
一緒に歌舞伎ポーズ!?

京田辺校では観世流 能楽師の片山峻佑くん(同志社大学3回生)が
手伝いに来てくれました。さすが着付けもお手の物☆彡

今出川校も京田辺校も朝までドシャ降りだったのが
梅雨とは思えぬ晴れ☀
※わたし晴れ女です!過去のゆかた実習も全て☀

蒸し蒸しと暑く実習の時はポリエステルの着物が最適!
2025年06月28日

京都の染め

京都の染めのこれからを考える
京染会の評議員会・懇親会

京料理 萬重さんにて




田畑喜八 理事長をはじめ
手描き京友禅
型染め
引き染
絞り染など各理事長と。
2025年06月23日

Expo2025大阪・関西万博


関西で開催される今回の万博。
せっかくなので6月上旬に行って来ました。
噂の大屋根リングは圧巻!


旅行では行くことがないかもしれない
パビリオンに行ってみようと、まずアゼルバイジャンへ。

・・というのも2年程前に私のクラスを受講した
アゼルバイジャンの留学生が居たので
どんな国なのか興味がありました。

つづいてサウジアラビアへ
さすが立派な建築と最先端技術を実感。
そしてセルビア。


こちらのお洒落なカフェでワインを頂きながら
セルビアに来た気分を味わう美味しいひととき。

などなど。初めての万博は楽しめました。
いつか、あの大阪万博に行ったな。
なんて思い出になるのでしょうね。

今回のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」
今も世界では戦争が無くなることなく
罪のない多くの子供や人びとが犠牲になっています。
平和な万博が行われている一方で、無意味な戦争が終わらない。
矛盾を感じながら意義を考えさせられました。
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