アーカイブ
2025年04月27日
草間彌生
版画の世界ー反復と増殖ー
2025年4月25日~9月7日まで

内覧会へ
パワーがみなぎっていました。

作品に合わせた色調の着物と帯のコーディネートで。
2025年04月27日

近所の公園の藤棚。
桜の見頃が終わったら
「今度は私たちの出番!」と
言わんばかりに一気に咲いていました。

藤色と白色と新緑の
コントラストが美しくて
色だけでなく”実”のような
花を咲かせる藤は好きな植物の一つ。
なので葡萄をモチーフにした絵柄も好みです。
唐草模様が好きなので
私の名刺やパワーポイント等
唐草模様です。
自然界の美しい色彩と
イキイキした生命力を感じる
この季節にエネルギーを貰います!
「柾木良子の京都で着物らいふ」
2025年04月21日

「感性に響く、和のふるまいと趣ある言葉~所作を交えて」
・日程:2025年5月16日(金)
・場所:京都アスニー 4階ホール
・時間:10:00~11:30
・定員:400名
ご参加お待ちしております。
柾木良子
2025年04月16日

新学期がようやく始まりました。
2か月半の春休みの間にすっかり
冬から春に季節が変わり
晴れやかな陽気のなかスタートです。
やっぱり学生たちとの授業は元気になります!

そして先週(4月10日)誕生日を迎え
また新たな歳が始まりました。
この一年間はとても充実した日々で
出会いもたくさんありました。
一年前より確実に一歩を
踏み出したことを実感します。
お陰様で人が人を結んで下さり
幸せなご縁も生まれています。
…と喜びを感じることも増えつつ
反省し落ち込むこともあります。
うまくいくこといかないこと。
その繰り返しで歳を重ねていくのですね。
さあ!これから大きく一歩。
よーいスタート!
桜の咲く季節に生まれたことは幸せ。大好きな賀茂川の桜。
2025年04月06日
敬愛する上村松園の
気品と優美な美人画から
眼差しや口元の表情や指先の美しさ、
佇まいと身のこなし等を解説しながら再現してみました。

小道具としての傘や団扇などの扱い方、
着物の着こなしにも着目して
竹久夢二の美人画も参考にしたり。

「美人画に学ぶ 美ふるまいの会」
満員御礼にて終えることができました。
私の着物は松園がよく描いている青磁色や青緑にちなんだ色と
「松」の模様の付下げにしました。

興聖寺 (織部寺)さんの夜間特別イベントで
お庭のライトアップも楽しんでいただきながら
和菓子とお茶も召し上がって頂きました。

主催&イベント企画:岡田あかりさん
協力:市野亜由美さん

お手伝いしてくれた可愛い着物姿の教え子2人は
只今「学生きもの塾」でレッスン中。
2025年03月30日
ある企業様の研修会で(9割が女性)お話させて頂きました。
宝ヶ池プリンスホテルにて。
私も仕事をする者として
今までの経験から学んだことの事例や
心掛けていること等お話しました。
「なりたい自分になるために」
私らしさのブランディングについて。
この日の参加者は約240名。
講演のご依頼を頂くとテーマはもちろんのこと
次に「何を着ようかな」っと考えます。
今回は着物の話はほぼ無しですが(笑)
大勢のときは後方の方にも見えやすいように
着物と帯は、
明るくはっきりした色を着るようにします。
細かい柄や淡い色は
遠目やライティングが強いとぼやけることも考慮して。
また会場の壁の色も確認して
後ろの色とかぶらないように配慮したり。
着ている物も
私らしさのブランディング。ですね。
「柾木良子の京都で着物らいふ」より
2025年03月29日

上村松園 生誕150年 大阪中之島美術館
内覧会に伺いました。

上村松園展は幾たびも観ていますし
画集や図録、著書など隅々まで何度見ても
気品とたおやかな美人画に心奪われます。
この美人画から学ぶことは多く
眼差しや口元の表情や指先まで行き届いた美しさ、
身体のしなりなど、なぜ美しいのか。
また小道具としての傘や団扇などの扱い方、
着物の着こなしにも着目して
「美人画に学ぶ 美ふるまいの会」を開催。
実践を交えながら探求してみたいと思います。
http://www.ko-sho-ji.jp/blog/archives/750
■日時:2025年4月5日(土)18時から20時ごろ
開場は17時30分〜(18時の入場まで境内散策できます)
■会場:興聖寺 (織部寺)
2025年03月22日
まなぶんか㏌京都駅ビル
2025年3月20日 開催しました。
「きものに親しむ体験コーナー」では

着物は代表して小学生の女の子に着てもらい
着付けながら着方のポイントや、
12mもある反物を広げてみると子供さんから
「長~い」と大きな声で驚く場面も!

お蚕さんの絹糸の作り方を説明してから
皆さんに繭玉を手に取ってもらいました。
なんとお蚕さんは約1キロも糸を吐いて
1反は約3000個必要と説明するとビックリされました。

柄には季節の移り変わりを目で見て肌で感じ
感性豊かに四季折々のお花や景色を描いたり、
幸せや長寿を願う吉祥文様を描くことがあること。
京都の文化は衣食住において
季節感を大切にする美意識がありますね。

そして京都を代表する京友禅や西陣織のつくり方も
分業制で多くの人の手で着物が完成すること。

最後は着物を着たときの独特の所作を
皆さんと一緒にやってみました。

会場には
京都の伝統工芸にまつわる18企業の
ワークショップが開催され
子供さんから大人まで沢山の方が
それぞれの体験コーナーを楽しまれた様子でした!
❖衣桁には私の振袖を掛けて。
2025年03月16日

これは、お蚕さん。ではなく
チョコレートで出来たお蚕さん。
大学の授業で「絹糸はお蚕さんが吐いた繭から出来てます」
と説明したら、群馬県出身の学生がくれました!
この学生のご実家も以前は養蚕農家だったそう。※下
お蚕さんリアル過ぎる〜😆
食べる勇気がないって言ったら
「目つむって食べたら美味しいですよ」って。
目つむって食べてみました。
もらっておいて何ですが…
キモカワ💕
※まめ知識
いま日本の養蚕が途絶えつつあり、
純国産絹糸は総需要量の1%以下となっています。
明治時代には、生糸が輸出の主要製品であったため、
世界一の生糸輸出国となり、群馬県を中心に生糸の生産に力を入れました。
群馬県富岡市の富岡製糸場が特に有名で2014年、
世界遺産として正式に登録されました。
2025年03月13日
『ふるまいは 気持ちを変え、私らしさをつくる』

某企業様240名の研修会で講演させて頂きました。
9割が女性という事もあり、
同じく仕事をする立場として
女優・モデル時代の経験で学んだ事例から
〈私らしさのブランディング〉について。
また普段から意識すれば身につく
〈ふるまい〉を紹介。
そして「着物文化」を伝えるにあたり
〈心掛けていること〉
・着物を愛し魅力を信じている
・私自身が明るく元気でいること
・伝えること・喜んで貰えることに、惜しまず努力する
など。
皆さま頷きながらメモと取ったり
とても熱心に聞いてくださる様子が伝わり
私も惜しみなく時間の限りお話させて頂きました。
色々な所でお話をする機会が増えましたが
着物のこと以外にも
私自身の経験から得たことや事例は
興味を持って耳を傾けて下さるような気がします。
「柾木良子の京都で着物らいふ」より