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2026年02月23日

恩返しは恩送りで


先日、私が二十歳の頃に出会って
とてもお世話になった方のお墓参りに行きました。
私の人生において何名か
「恩人」といえる方がおられますが
そのうちのお一人です。

寛容で情に厚く偉大な方で
そのお人柄を尊敬し大好きでした。

ただお世話になったにも関わらず
若かった私は不義理なことをしてしまった。
と、大人になって気づきました。

お礼やお詫びを伝えることなく
お別れしてしまったので、
墓石の前で手を合わせた途端、
涙が溢れて止まりませんでした。

某企業の社長で後に会長になられましたが
若い私にも真摯に接して下さり
どんな小さな約束も守って下さいました。

後に出会った尊敬する方に共通する点で
年齢や立場に関係なく、対等な姿勢。
若いからといって子供扱いや偉そうにしない。
些細な口約束でも必ず守って下さったこと。
その事を20代で学びました。

その頃の私が
「お礼はどうしたら宜しいでしょうか」
そんな様な質問をしたと思います。すると
「若い人から何もしていらん。
その代わり君が大人になったときに、
自分ができることを若い人にしてあげなさい」と。

直々に恩返しするのではなく
「恩送り」という形で
受けた恩を返していく。

恩が返せたかどうかは
私があの世に行って再会したときに
ぜひ聞いてみたいと思います。